自分で頭皮を愛でる。。慈しむ方法。
シャンプーしてスカルプブラシで?
電動ヘッドスパブラシ? EMS搭載?
どれもいいですよね。自分に合う方法ですっきりさっぱりできれば。
まず頭皮を愛でる気持ち。それが大切なのだと。
忙しくしていると、自分をケアしようと思うところまで気持ちがついていかなくなって、ぼーっとする時間優先、睡眠優先に。
心身の疲れ、ストレス。鍼の世界では、頭皮に限らずですが、体表にあらわれると言います。
特にストレス社会の現代。頭皮鍼をしていてもそうですが、内臓の治療だけでなく、脳の反応点の治療をしないと心身の状態が良くならない方が増えています。
頭皮の部分的なざらざら感、ぽこっとふくれたところ。様々な状態となって頭皮がSOSをだしているようにも感じたりします。
鍼までいかなくても、大丈夫。
頭皮を(自分を)愛でたい 慈しみたい その気持ちが1番大切なのですから。
無理なく定期的にケアするには、如何に簡単にするかがポイント。
まず湯船につかって、そのままオイルを頭につけてマッサージしてからシャンプーの流れ。オイルの量や種類にもよりますが(あと、シャンプーの油分の洗浄力)
わたしはお風呂にオイルを持ち込んでいます。髪の毛もけっこうつやつやになります。
インド在住のときは、シャンプーの油分洗浄が弱かったり加減がつかめずで、「ベタベタじゃん〜」とインド人同僚につっこまれることもしばしば。(学習してオイルをシャンプーの兼ね合いがつかめてきた今日この頃…)
インド式 頭皮セルフケア
インド式でいうと、お風呂でせずに(彼らはそもそも湯船につからないし)オイルマッサージ用のタオルの上で、オイルマッサージして流さずそのまま寝て、朝シャワーでオイルを流すということも多い様ですが(そのほうがオイルの効能があると)、
湯船に浸かる習慣のある我々は、湯船でゆったりしながらのマッサージが頭皮も柔らかくなるし、血流も良くなるし、長湯できるし、水圧の効果で静脈血が流れるので、良いことずくめ。(ベッドがべとべとになったりするし)
インド人のスタンダードオイル、それはココナッツオイル。
ココナッツオイルは、飽和脂肪酸を多く含む酸化しにくいオイル。難点と言えば気温が低くなると固まってしまうこと。マッサージ前は小鍋で溶かして、熱々のオイルを頭皮にぶっかけ気味に使用したりします。(やけどに注意!)
温めている最中にニンニクの皮を剥いて、潰していれる少し煮出してから使うことも。
ココナッツオイル、わたしも大好きなんですが、浴室内もけっこうべとべとべたべたになって、つるっと滑りやすくもなるんで、浴室内で使うのはオイル慣れした上級者向け。
ココナッツオイルをあたためて頭皮マッサージに使用する場合は、浴室ではなくお部屋の中で、オイル専用のタオルを使用するのがお勧めです。
お風呂で使いやすいオイル
日本では、髪といえば『つばき油』とイメージされる方も多いのではないでしょうか。日本で日本人がオイルを使うには、その土地、体質にあったものを使うことがやはり大事です。
わたしがお風呂に浸かりながらマッサージする2大オイルは、「つばき油」と「ごま油」です。
このふたつ、なんといってもとても使いやすいのです。べたべたしすぎなくて、すっと馴染むのです。小さな瓶にはいったものを購入して(酸化することや扱いやすさを考えて)使っています。「つばき油」は髪用のものを。「ごま油」は、香りが主張しない「太白ごま油」を常備。
さらに一工夫したいときは、「はちみつ」に「シナモンパウダー」を。「シナモン」は漢方薬でも「桂枝茯苓丸」など、血流を改善するために使用されています。オイルを入れた小さな容器に、「はちみつ」と「シナモン」を振り入れまぜまぜ。
ちょっと心の余裕があるときは、「シナモン」の香りや「はちみつ」の潤いを楽しみながら、頭皮ケア。
お風呂タイムが楽しく満たされた時間にかわります。
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